中国科学院、中国工程院の会員が審査する、2014年の中国10大科技進展ニュース、世界10大科技進展ニュースが、31日に北京で発表された。新華社が伝えた。
「小飛」と呼ばれる、月探査プロジェクト第3期再突入・帰還飛行実験機が昨年10月に打ち上げられ、地球—月移転軌道に入り、11月1日に予定区域に順調に着陸した。「小飛」が月周回に成功し帰還したことが、2014年中国10大科技進展ニュースに入選した。
他にも、4500メートル級深海遠隔操作作業型潜水器の試験成功、量子通信安全データ伝送の世界記録樹立、メタンガスの高効率転化の研究の重大な進展、スーパーイネの1ムー当たり収穫量が1000キロを突破、出力最大の陽子サイクロトロンの稼働成功、ヒト由来ブドウ糖輸送蛋白構造の初解明、光通信技術の新たな進展、アルツハイマー症を引き起こすタンパク質の3D構造の初解明、初の解像度30メートルの世界地表リモートセンシング製図データの作成が、2014年中国10大科技進展ニュースに入選した。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年2月2日