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各国首脳が中国人に年始の挨拶

人民網日本語版 2015年02月19日16:30

春節(旧正月、今年は2月19日)は中国人にとって最も重要な節日。春節の影響力の海外での拡大に伴い、外国の首脳らが中国人に新年の挨拶をするのがすでに慣例となっている。今年も国連の潘基文事務総長、米国のオバマ大統領、フランスのオランド大統領、英国のキャメロン首相らが中国国民や華人・華僑に向けて次々に新年の挨拶をした。中国新聞網が伝えた。

米国の大統領と国務長官は毎年春節にあたり声明を発表し、米国と世界各地のアジア太平洋系住民に年始の挨拶をしている。

日本の首相も年始の挨拶が習慣となっている。近年、日本の首相は現地中国語メディアを通じて在日華僑・華人に年始の挨拶をしている。安倍晋三首相は16日、中国語メディアの「中文導報」「東方新報」「東方時報」を通じて新春の祝いの言葉を述べた。在日華僑・華人に向けて祝いの言葉を述べるのは、首相に返り咲いて以来3年連続だ。

春節の祝いの言葉は各国首脳らが中国人との距離を縮める良い機会となっている。カナダのハーパー首相はビデオメッセージで現地華人に向けて新春の祝いの言葉を述べた。冒頭では余り流暢でない広東語で「恭喜発財」(儲かりますように)も述べた。オバマ大統領は2012年の祝いの言葉で自らがハワイで育ったことに触れ、旧正月の興奮を今でも覚えていると述べた。

華人・華僑の多いフランスでは、政府から民間まで春節をおろそかにはしない。オランド大統領はかつて「フランスにおいて旧正月の影響力は高まり続けている。春節を祝うのはすでにフランスの文化伝統の一部となっている」と述べた。昨年、オランド大統領はアジア系や華人・華僑の人々500人余りを新春の集いに招待し、自らが午年生れであることも認めた。(編集NA)

「人民網日本語版」2015年2月19日

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