外見はどの程度人の見方に影響を与えるのだろうか?米国の心理学者の研究によると、一部の人の顔は一瞬にして人に信頼感を生ませ、ミスをしても、人のよさそうな顔によって許されるという。新華社が伝えた。
ニューヨーク大学の心理学者は、被験者10人に対してコンピューターで合成した人物のモンタージュ写真と実際の人物の顔写真300枚を見せ、第1印象で写真の人物が信頼できそうかどうかを判断させた。実験結果によると、被験者は眉弓が比較的高く、頬骨が出ていて、微笑みを浮かべている人物に対する信頼度が比較的高かった。
テンプル大学は、企業の代表取締役(CEO)が給料減額を決定するというバーチャルの状況を実験し、609人の被験者に減額決定に対する考え方を訪ねた。実験によると、CEOの外見が信頼できる時、被験者は給料減額の決定が合理的だと考える傾向にあった。この実験から、この世の中は本当に人の顔を見て生きている世界であることがよくわかる。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年2月25日