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「東京ガールズコレクション」NY公演開催へ 米国人は楽しめるか? (2)

人民網日本語版 2015年03月04日15:12

「東京ガールズコレクション」はこれまで3度の海外公演を行っている。1回目はフランス・パリで行われたJapan Expoで、2回目は2007年3月北京の中国国際展覧センターで開催された中国国際服装服飾博覧会(通称CHIC)、そして3回目は、2011年に北京五棵松体育館で開催されたCHICでの公演だ。

「東京ガールズコレクション」の米国・ニューヨーク公演は、国連広報局が承認している非政府組織(NGO)国連の友と「東京ガールズコレクション」を企画・制作するウェブ広告会社・F1メディアが提携して企画・検討している。

F1メディアの村上範義・代表取締役は、「今回の協力・提携を通し、『東京ガールズコレクション』や関連イベントの世界的な影響力を高めたい」と語る。しかし、同じ文化を共有していない米国で、「カワイイ」を発信する「東京ガールズコレクション」を打ち出すことは、うまく行ったとしても、単発的な文化交流イベントで終わってしまう。

漫画や文学作品などの日本の独特な少女文化は、主人公の設定が無知で無垢な少女である傾向が強い。これは、ファッションスタイルや女性の消費習慣にも影響を及ぼしている。パステルカラーやレース、縁の飾りなどは日本のファッションデザインでよく見られるモチーフだ。しかし、このように「カワイイ」を強烈に求める消費需要は日本だけのものであり、日本に比較的近い中国と韓国でさえ女性に対してこのようなスタイルやイメージに固執することはない。

カワイイ少女のイメージと全くかけ離れている米国人にとって、「東京ガールズコレクション」はおそらくコスプレショーに見えることだろう。(編集MZ)

「人民網日本語版」2015年3月4日         


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