世界中でセンセーションを巻き起こしている成人向け映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」は2月14日、世界で同時公開され、大きな興行収入を上げている。ストーリーやシーンがどれほど刺激的であろうとも、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」は注目を集めることに成功しているが、日本でだけは不振だ。これはなぜだろう?米国メディアは日本のアダルト映画文化流行と関連すると述べている。同作品のレベルはそれほどたいしたものでもなく、また映画会社のPRも不十分であることから、興行収入が振るわないと分析している。環球網が伝えた。
報道によると、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」は日本での公開後すぐにベスト10ランキングから外れた。別途「モザイク版」の「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」も公開されたものの、同「モザイク版」はファンの間で論議を呼び、それが逆に「モザイク」版の画面の美観についての論争を呼んで一部の映画館では興行収入の回復をもたらしている。さらには、一部の映画館では無修正版映画の上映を再開した。
ある分析によると「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」が日本で不振なのは当然で、日本映画のレベルは「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」が適うレベルではないとしている。また作中で描写される「シンデレラストーリ」も、プライベートジェットや豪邸、豪華なファッション、専属医から、女性の勤務する出版社にいたるまで、ストーリーが単純で古臭く、日本人の趣味には合わないとしている。(編集YH)
「人民網日本語版」2015年3月4日