■戦いの友情を肯定、協力・ウィンウィンを肯定
ロシアの学者は最近出版された叢書『偉大な大祖国戦争1941-1945年』を紹介。うち一冊は中国の戦場を主とする友軍軍事行動を記録している。
柯若金氏は「まさに中国の人々が戦場の最前線に揺るぎなく立ち、日本軍の兵力を牽制したために、ソ連は両面作戦を回避できた。これはわれわれ共同の戦線であり記憶だ」と強調した。
「ソ連は中国人民抗日戦争期間に多大な援助を行った」と中国の学者が続けた。概算統計によると、1938年から1941年までにソ連は2億5000万ドルの借款を行い、数多くの軍事専門家が中国に来た。
また、中露両国の社会学界による初の大規模調査によると、「最も協力しやすい、または比較的協力しやすい国」にロシアを選んだ中国の回答者は72.5%、まず「中国」を選んだロシアの回答者は68.5%に達した。学者は「中露関係はすでに史上最良の時期に入り、中露包括的・戦略的協力パートナーシップは新たな段階へ進み続けており、両国関係は大国関係の模範といえる」との認識で一致した。