上海国際映画祭実行委員会は、最優秀賞の「金爵賞」を競うコンペティション部門の正式出品作品リストの一部を先週発表したのに続き、残りの出品作品リストをこのほど発表した。最終的に、曹保平監督の「烈日灼心(原題)」、黒沢清監督の「岸辺の旅」、霍建起監督の「1980年代的愛情(原題)」、スティーブ・カー監督の「Iron Fist(原題)」、オ・スンウク監督の「無頼漢」が出品作品に選ばれた。これにより、「金爵賞」コンぺティション部門に選ばれた14作品が全て出揃った。京華時報が伝えた。
黒沢清監督の最新作「岸辺の旅」は、浅野忠信、深津絵里、蒼井優、柄本明などの人気俳優が出演している。黒沢監督は映画の中で、長い間「失踪」していた夫がある日突然帰宅するが、失われた時間を生き直すために夫婦で旅に出る姿を感動的に描いている。コンペティション部門の審査結果は21日の表彰式で発表される。(編集MZ)
「人民網日本語版」2015年6月8日