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中国、抗日戦争勝利70周年の今年9月3日が休日に 法定祭日になる可能性も

人民網日本語版 2015年05月14日15:30

中国国務院は13日、世界反ファシズム戦争勝利・抗日戦争勝利70周年を記念する2015年9月3日を、休日とすることを発表した。華商報が報じた。

抗日戦争勝利記念日が初めて休日に

専門家「国民の認識が深まる」

日本問題の専門家である、外交学院国際関係研究所の周永生教授は、「1951年に、中央人民政府政務院は抗日戦争勝利の記念日を8月15日から9月3日に変更した。その後、1999年に、国務院がこの規定を継続させることを決め、2014年に全国人民代表常務委員会が『法定記念日』と定めた。このように同記念日が段階的に格上げされ、今回は振り替え休日と合わせて3連休となる。中国政府が同記念日を重視しているということ」と分析している。

また、「同記念日が休日とされたのは、同日にこれまでで最も盛大な記念イベントが行われる計画で、国民がそれに参加できるようにしたため。また、休日にすることで、国民が歴史を直視、銘記し、激しい戦闘を制して勝利したことを一層深く認識し、一層誇りや栄誉を感じ、団結力や向上するための力を得られるようにするのが目的。今年の同記念日は史上最も盛大。軍事パレードを行って70周年が祝われる予定。同記念日を休日とするのは、(中華人民共和国が成立した)1949年以来初めて」と説明している。

そして、「来年以降も、9月3日が法定の休日になる可能性がある。政府層だけで記念するなら、国民がそれに参加することは難しい。一方、休日となると、国民が抗日戦争勝利に対する認識を深めることができる」との見方を示している。


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