世界反ファシズム戦争勝利70周年中露共同祝賀国際シンポジウムが4日北京で閉幕した。中露の学者は「6つの肯定」を形成した。中国新聞網が伝えた。
■第2次大戦の歴史を肯定、中露の功績を肯定
シンポジウムの主要議題は世界反ファシズム戦争勝利の重大な歴史的意義の検討。学者は「現在、様々な政治勢力が眼前の利益のために、第2次大戦の歴史の改竄を企てている。中露の学界はこの逆流に共同で対処し、苦労して手に入れた世界平和を共同で守るべきだ」と直言した。
「第2次大戦を『2つの全体主義間の戦争』と解釈しようとする者がいる。これは歴史の歪曲であるだけでなく、人類文明の生存の基礎を揺るがすものだ」と、ロシア大統領戦略研究所元所長の柯若金(音訳)氏は指摘した。
中国国際問題研究院の阮宗沢常務副院長は「第2次大戦を否定または侵略の歴史を美化しようとすることを、中露の国民およびその他の平和と正義を愛する人々は承知しない」と直言した。
学者は世界反ファシズム戦争における中露の地位と役割を分析。中国を主力とするアジアの戦場を特に強調した。