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日本の丹羽宇一郎元駐中国大使(76)は18日、公益社団法人日中友好協会の第6回総会で、新たな会長に選出された。中国新聞網が伝えた。
丹羽氏は伊藤忠商事会長を務めた後、2010年6月に中日国交正常化後、民間人として初めて駐中国大使に任命されたが、2012年11月に退官した。今回、加藤紘一前会長の後を継ぎ、日中友好協会の第6代会長に就任した。
丹羽氏は同日の日中友好協会創立65周年祝賀会で、30年余り前に初めて中国を訪れて以来、一貫して日中友好のために努力したいと考え、大使就任後も同じ考えであったことに触れ、会長就任後も同じ願いを抱き、両国友好を確かなものにするために努力したいと表明した。また「日中両国は引っ越すことのできない隣人であり、友好的つきあいが必然的な選択だ。そしてその最良の『近道』は、民間の一人一人の努力によって『小さな善を積み大きな善とすること』だ」と述べた。
程永華駐日大使も同日の祝賀会に出席。丹羽氏の会長就任に祝意を表した。程大使は「丹羽氏は伊藤忠商事会長や駐中国大使など要職にある間、両国の関連分野の交流・協力を深化し、両国関係の発展を促すために具体的な事を多くした。丹羽氏の指導の下、日中友好協会は引き続き民間のリーダーシップを発揮し、日本各界の友好勢力を団結して、両国関係の継続的改善を後押しするものと信じている」と表明した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年6月19日
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