豪、AIIB参加を表明「管理面で100%満足」

オーストラリアのジュリー・ビショップ外相とジョー・ホッキー財務相は24日に共同声明を発表、オーストラリアがアジアインフラ投資銀行（AIIB）に参加、AIIB創設メンバー国のひとつとなることを正式に表明した。環球時報が伝えた。

24日付AFP通信によると、共同声明では、オーストラリアは今後5年間でAIIBに9億3千万オーストラリアドル(約96億円)を出資、同行の6番目の大株主になると表明された。AIIBの法定資本金は1千億ドル（約12兆円）。アジア・太平洋地域では、10年前から、インフラ整備のための資金が約8兆ドル（約990兆円）不足している状況にあり、AIIBがこの不足分の一部を補うことになると、声明で強調されている。ホッキ－財務相は24日、メディア取材に対し、「オーストラリアは、AIIBの管理体制に100%満足しており、透明性ある管理が保証されるであろう」とコメントした。

オーストラリア政府によると、ホッキー財務相は、北京で今月29日に開催されるAIIB署名式に出席する予定という。（編集KM）

「人民網日本語版」2015年6月25日