新中国成立以降の14回の軍事パレードは、いずれも建国記念日に行われた。だが9月3日に行われる軍事パレードでは、初めて抗日戦争勝利がテーマとなる。新京報が伝えた。
国防大学の喬良教授によると、抗日戦争勝利日の軍事パレードと建国記念日の軍事パレードには多少異なる点がある。建国記念日の軍事パレードは国家の盛大な式典だ。抗日戦争勝利記念日の軍事パレードは一方向的な記念日の軍事パレードであり、常態化する可能性はあるが、毎年行われることはない。
建国記念日の軍事パレードと異なり、抗日戦争勝利記念日の軍事パレードでは抗日戦争に参加し、今も健在な元兵士、前線支援模範と烈士子女の代表も閲兵を行い、抗日戦争元兵士と前線支援模範への敬意、抗日烈士をあがめる気持ちを存分に示す。
曲睿氏によると、軍事パレードは国家儀礼活動を構成する重要な一部であり、重要な記念行事と合わせて軍事パレードを実施するのは世界の多くの国が一般的に行っていることだ。今回の軍事パレードのテーマは抗日戦争の偉大な勝利を記念し、抗日戦争の偉大な精神を発揚し、民族の偉大な復興を実現することだ。
新京報の調べでは、前回の大規模な軍事パレードは2009年の建国記念日のもので、準備作業は2008年末から1年近くかけて行われた。同様に、1999年の建国記念日の軍事パレードの準備作業も1998年末から1年近くかけて行われた。