孔子学院、異なる国や文化間の橋渡し

北アメリカ、オセアニア孔子学院の共同会議がアメリカ・ハワイのホノルルで開催され、130校を超える孔子学院の280以上の外国人校長、院長が出席した。会議参加者は▷孔子学院と大学の使命▷孔子学院の経済効果▷成果の評価▷持続可能な発展▷大学や地域社会への融合▷孔子学院同窓会の設立、などの議題について討論を行なった。人民日報が伝えた。

ここ最近、アメリカ、太平洋には138校の孔子学院と552カ所の孔子教室が設立されており、世界全体でそれぞれ28%と62%の比率を占めている。その中でアメリカは108校の孔子学院と451カ所の孔子教室を設立しており、どちらも数では1位である。またホノルル市政府は今年6月21日を「孔子学院の日」と定めた。

最新のデータによると、2014年末の時点で、世界126か国と地域で475校の孔子学院、851カ所の孔子教室が設立されている。2014年度で35校の孔子学院と205カ所の孔子教室が新たに設立された。世界の孔子学院での国内外の専門講師は33745人である。

多くのアメリカの大学は孔子学院の設立をきっかけとして、中国の大学との提携を強化している。