トウガン自体は味がほとんどないものの、その他の食材の味を吸収して、自身の味を際立たせることができるという特徴がある。加えて、トウガンは体温を下げる効果があるため、暑さの厳しい夏には、暑さ対策として、多くの主婦が料理に使う。鴨は普段食べている物によりその肉の味も変わる。水中の微生物を食べて育った鴨の肉は、人工的な餌を食べて育った鴨の肉よりおいしい。広州日報が報じた。
材料:鴨肉400グラム、トウガン200グラム、シイタケ50グラム(水戻しした後)、乾燥エビ30グラム(水戻しした後)、ショウガ10グラム、きざみネギ20グラム、ニンニク(皮を剥いてつぶす)10グラム、陳皮(熟したミカン科のマンダリンオレンジの果皮を干したもの)5グラム、油10ミリリットル、塩、砂糖、濃い口しょうゆ、水、各適量、甘酒少々。
作り方:
1.鴨肉を水で洗い切っておく。塩、砂糖、濃い口しょうゆ、油を混ぜる。トウガンの皮をむいて切る。陳皮を温かい水に10分浸け、切っておく。
2.鍋に油をひき火をつける。ショウガやニンニクを入れてから、鴨肉やトウガンを入れ、強火で炒め、甘酒を入れる。
3.鍋に水を入れ、シイタケ、乾燥エビ、陳皮を入れ、濃い口しょうゆ、塩、砂糖で味付けする。中火で鴨肉が柔らかくなるまで煮込む。強火にしてスープにとろみを出し、きざみネギを入れれば出来上がり。(編集KN)
「人民網日本語版」2015年7月6日