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人民網日本語版>>政治

国民に理解を求める安倍氏の安保法案「説明ショー」 (3)

人民網日本語版 2015年07月11日11:58

表面だけに留まる説明

安倍氏の説明は所詮表面的なものに過ぎない。

日本の政権与党は今月15日に衆議院平和安全法制に関する特別委員会で安保法案を可決し、16日に衆議院全体会議で可決するという。日本国民の安保法案に対する否定的態度は、こうした決定に何らかの影響を与えるのだろうか。

呂氏は、日本の現行の法律プロセスでは、安保法案は必ず可決されると指摘する。安倍内閣は国会で絶対的安定多数の立場にあるからだ。しかし、「問題のカギは安保法案可決後の日本国民のこのことに対する見方だ」。

今のところ、安倍氏は野党や学界、民間の反対意見に対し聞いて聞かぬふりをしている。「安保法案が違憲だったとしても、法案は強行で可決される。これが安倍氏の政治理念だからだ」と呂氏は語る。

こうした情況に対しある与党幹部は、こうした反対の声があることは「当初から心構えはあった」と強調する。また別の与党幹部は、「国民の理解を待ってからでは永遠に可決できない」とも話す。

こうした情況から、安倍氏が一見力を入れているように見える「説明ショー」も、どれぐらいの誠意が込められているのか、まだ考慮する余地がありそうだ。(編集IM)

「人民網日本語版」2015年7月11日 


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最新コメント

宮田聡美   2015-07-12122.13.132.*
安倍夫妻が先の戦争を心から痛切に反省しているのならば、9月3日の中国の「判ファスズム戦争勝利70年記念式典」に出席し、盧溝橋や南京大虐殺の記念館などで、日本が70年以上前にやった事実に正面から触れ、中国及び出席した全ての被害国の人々に、謝罪すべきです。それがイヤならば、もう日本国総理は辞めたらいかがですか?日本国民の多くは、安倍総理の政策、つまり歴史問題だけでなく、安保政策、経済政策、原子力政策などの政策に、もう心底ウンザリしていますし、今後に深い深い懸念を抱いています。ハッキリ言って、人間として嫌いで、信用できないんですよ。