日本政府の統計によると、今年1月から5月、日本を訪れた外国人観光客が753万人を超えたという。中でも、炊飯器や多機能便座など家電製品を購入した外国人のうち、8割が中国人だった。2014年に訪日した中国人観光客の数は、過去最高の241万人にのぼった。今年も円安や直行便の相次ぐ開通で、中国人観光客の増加傾向は続いており、5月までに171万人を超えた。これに合わせ、日本国内の家電メーカーなどの業界が、中国人観光客に向けたPRに力を入れている。中国国際放送局日本語版が伝えた。
家電大手のパナソニックは今月9日から12日まで、羽田空港の国際到着口のロビーにPRコーナーを設けて、主力となる可変圧力炊飯器やカメラ、シェーバーを紹介していた。スモールアプライアンスグループの責任者は「到着と同時にインパクトを与えることで、滞在中の購入を促したい」と、その狙いを話した。(編集SC)
「人民網日本語版」2015年7月13日