2015年7月15日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>政治

国民に理解を求める安倍氏の安保法案「説明ショー」

人民網日本語版 2015年07月11日11:58

6月27日、東京で安倍政権の「安保法案」に抗議する国民のデモ行進

日本の安倍晋三首相が9日午前「ジャパン・サミット2015」で演説し、「安倍内閣の安保法案が国民の支持を得られないがために衆議院を解散するのではという論調が見られるが、それはまったく考えていない」と述べた。とはいうものの、安倍氏の国民への安保法案「説明ショー」は着々と展開されている。(文:柴林翊。「人民日報海外版」掲載)

安倍氏自ら出陣

「産経新聞」の報道によると、安倍氏は国民に安保法案の説明をするため、今月6日から数日間夜間に収録される自民党のネット番組に自ら登場したという。

この番組において安倍氏は、「安保法案は戦争法案やテロ法案だ」との怖い印象が広がったことを認めた。また、「備えあれば憂いなしだ。戸締まりをしっかりしていれば泥棒や強盗が入らない。助け合いができている町内は犯罪が少ない」と、地域の防犯に例えて法案の意義を強調した。

「ジャパン・サミット2015」で安倍氏は、もしつっこんだ議論ができるなら、国民の安保法案への理解も次第に深まるとし、「根気よく、分かりやすく」説明するとも話している。

中国社会科学院日本研究所外交研究室の呂耀東研究員は、安倍氏が国民に求める安保法案の内容は次の2点にしか過ぎないと指摘する。「一つは、今年は戦後70周年であり、日本は敗戦 国としてのイメージを払拭する時であり、永遠に敗戦国という暗い影の中で生きることはできず、『正常』な国家とならなければならない。もう一つは、日本周辺の地域情勢にはすでに変化が生じており、安倍政権は安保法案で以って国の安全を守りたいということ」。


【1】【2】【3】

関連記事

コメント

最新コメント

宮田聡美   2015-07-12122.13.132.*
安倍夫妻が先の戦争を心から痛切に反省しているのならば、9月3日の中国の「判ファスズム戦争勝利70年記念式典」に出席し、盧溝橋や南京大虐殺の記念館などで、日本が70年以上前にやった事実に正面から触れ、中国及び出席した全ての被害国の人々に、謝罪すべきです。それがイヤならば、もう日本国総理は辞めたらいかがですか?日本国民の多くは、安倍総理の政策、つまり歴史問題だけでなく、安保政策、経済政策、原子力政策などの政策に、もう心底ウンザリしていますし、今後に深い深い懸念を抱いています。ハッキリ言って、人間として嫌いで、信用できないんですよ。