13日、東京郊外にあるスタジオ・ジブリにて外国特派員協会の会見に応じた宮崎駿氏=7月13日
安倍首相がまもなく発表する戦後70年談話に関して、宮崎氏は「私はあの侵略戦争は完全な間違いで、多大な損害を中国の人々に与えたことについて深く反省していると明言しなければならないと思っている。あらゆる政治と関係なく、この日本は長期に渡る、大陸における愚劣な行為について深く反省しなければいけないと思っている。それを忘れたがっている人がいっぱいいるが、忘れてはいけない」と語った。
宮崎氏が長編映画の製作からの引退を表明した後、米軍普天間飛行場の名護市辺野古への移設阻止を目的に設立された「辺野古基金」の共同代表に就任したことは、注目を集めた。記者会見でも、沖縄の問題について質問が上がった。宮崎氏は共同代表を引き受けた経緯について詳しく語ると共に、「普天間の基地は移転しなければいけない。辺野古を埋め立てるのはいけない」と強調したほか、「沖縄は、日本と中国が両方仲良くするところになるといいと思う」と述べた。
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