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宮崎駿監督がアカデミー賞名誉賞受賞 「短編アニメ制作を続ける」

人民網日本語版 2014年11月11日14:52

映画界に多大な貢献を果たした映画人を称えるアカデミー賞名誉賞の受賞式が現地時間8日、米ロサンゼルスで開催され、宮崎駿監督が表彰された。日本人としては、1990年に受賞した黒澤明監督以来24年ぶり、2人目。京華時報が報じた。

授賞式には俳優のジェイク・ジレンホール、ベネディクト・カンバーバッチ、女優のキーラ・ナイトレイ、ジェニファー・アニストンなど、映画界のスーパースターが勢揃いした。宮崎監督は2001年、「千と千尋の神隠し」でアカデミー賞長編アニメーション賞を受賞したほか、「ハウルの動く城」や「風立ちぬ」も同賞にノミネートされた。宮崎監督の受賞について、映画芸術科学アカデミーは、「『もののけ姫』で1990年代後半に世界的に有名になる前から『風の谷のナウシカ』や『天空の城ラピュタ』などの作品が日本で絶大な支持を受けていた」と説明し、長年の功績をたたえた。

宮崎監督は昨年、「風立ちぬ」を最後に長編アニメの制作から引退すると発表した。しかし、授賞式を前にAP通信のインタビューに応じ、「死ぬまでアニメ作品を作り続ける」と、今後は短編アニメ制作に取り組む姿勢を示している。また、三鷹の森ジブリ美術館(東京都三鷹市)で上映される短編アニメに関わる意向を示し、「美術館に来る人に見てもらい、興行成績を気にしなくていい」と語ったほか、長編アニメの制作は体力面で難しいため、「次の世代に託したい」とした。

フランスの脚本家、ジャンクロード・カリエールとアイルランド出身の女優、モーリン・オハラも名誉賞を受賞した。(編集KN)

「人民網日本語版」2014年11月11日

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