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北野武監督「宮崎駿は大嫌い」仰天発言

人民網日本語版 2014年10月28日13:09

北野武監督が25日、第27回東京国際映画祭の開催にともない新設された第1回「SAMURAI(サムライ)賞」を受賞した。同賞は、革新的な作品を発信し続けてきた映画人の功績をたたえる特別賞。米国のティム・バートン監督も、同時受賞した。同日行われたトークイベントで、北野監督は、若手監督や学生を前に、日本アカデミー賞では偏った映画会社の作品ばかり受賞することを嘆き、「汚いことばかりやっているから日本の映画がダメになる」とバッサリ。さらに、「宮崎駿とか本当に大嫌い」と大胆発言をし、会場を盛り上げた。京華時報が報じた。

日本の映画業界に言及した際、北野監督は「自分の映画は、アカデミー賞に一回も推薦されたことがない」とし、「今までとったアカデミー賞の推薦の映画を見て。大手3社か4社以外の作品がとったことはほとんどないから。全部持ち回り」と批判。「誰が選んだかって言ったら、アカデミー賞の会員が選んだって。アカデミー賞の会員なんていないんだから。そういう汚いことばっかやっているから日本の映画がダメになる」と怒りを爆発させた。「日本アカデミー賞」をめぐっては、今年2月にも、北野武監督と三谷幸喜監督が「全部交代で受賞している。次は松竹の番だろ?」、「デキレース」などと痛烈に批判していた。

また、「音楽でドラマチックに映画を描く人もいるけれど、僕は人間をしっかりと描きたい」と若手監督が思いを打ち明けると、北野監督は「俺はアニメなんて大嫌いで、宮崎駿なんて本当に嫌いなんだけど、あれだけのお金を稼ぐのはすごいアニメとは認める」とコメントした。 (編集KN)

「人民網日本語版」2014年10月28日

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