9月10日は教師節(教師の日)だ。今年の市場では、「教師の日」商戦はそれほど盛り上がっておらず、関連した販促キャンペーンはほとんど見られない。教師節の人気ギフトは、もはや商品券や化粧品などではなく、手作りカードやユニークなギフトが主流になっている。北京日報が報じた。
今でも、「花を贈る」ことは、恩師に感謝を示す一番の選択肢だ。北京市朝陽区来広営にある朝来春花卉市場に入っている複数の花屋では、カーネーションや赤いバラなど、庶民にとって買い求めやすい価格の花束が、目立つ場所にディスプレイされている。ある花屋の店員は、「これらの花束は、教師節に最適のプレゼントだ。この日のために花束を予約する人もいるが、数年前ほど多くはない」と話した。
学生と保護者の日頃の感謝の気持ちを示す「DIY(手作り)」ギフトは、今年の教師節の贈り物の主流となっている。甄さんの娘さんは、西城区の小学校に通う2年生だ。クラスの保護者達が、数日前から、クラス全員のビデオを撮影した。ビデオでは、児童が一人ずつ、各担当教科の先生方に祝福の言葉を述べ、教師の日に贈呈するという。甄さんは、「このプレゼントは、保護者からのさまざまな意見を汲み取って検討した結果、決まったものだ。贈る側も正々堂々とプレゼントできるし、受け取る側も心置きなく受け取ることができる」と話した。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年9月10日