2015年8月27日  
 

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日本人が羨む中国のあれこれ

人民網日本語版 2015年08月27日08:02

日本人が最も好感を抱いている国は、カナダ、アメリカ、ブラジルだという調査結果がある。その理由としては、カナダ国民は穏やかで、日本とのいざこざも少なく、自然環境は良好で、生活が安定しているから。またアメリカは、日本の盟友で、世界の兄貴分で、技術が発達しており、生活も自由気ままだから。ブラジルは、歴史的に日本人の移民大国で、明るく楽しい国民性をもっているからだ。(文:曲力民)

一方で、中国に好感を抱く日本人はさほど多くはないが、口にはしなくとも、中国を羨望の眼差しで見る日本人は多い。実は、中国の永住権(グリーンカード)を取得している日本人の数は、アメリカの永住権を持つ人に次いで二番目に多いのだ。中国に常住する日本人の数でいえば14万人もいる。こうした日本人は、一体どんな点で中国を羨んでいるのかご存知だろうか。

1、中国は住民税がない

日本の生態環境は確かに素晴らしいものがある。しかし、そんな日本に暮らすためには相応の税金を納めなくてはならない。日本では、長期滞在する個人は誰しも収入に応じた所得税の他に、住民税なるものを支払わなければならないという規定がある。その計算方法は複雑で、4人家族を例に挙げると、夫の年収が500万円、妻が主婦、長男が20歳、次男が17歳の場合、毎年総額で18万円、月平均にして1万5千円を納めることになる。


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