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李総理「中国経済は中レベルの高度成長を保てる」

人民網日本語版 2015年09月10日14:26

国務院の李克強総理は9日午後に遼寧省大連市の大連国際会議センターで、世界経済フォーラムのニューチャンピオンズ年次総会2015(第9回夏季ダボス会議)に参加するために中国を訪れた世界経済フォーラムのクラウス・シュワブ会長をはじめ各界の代表らとの座談会を行い、交流を深めた。「人民日報」海外版が伝えた。

座談会には、世界知的所有権機関、米国アルミ産業、ボストン・コンサルティング・グループ、オランダのロイヤルDSM社、日本の三菱商事、慶応義塾大学、英国のユニリーバ、インペリアル・カレッジ・ロンドン、「エコノミスト」紙、スイスのチューリッヒ工科大学などの国際機関、多国籍企業、大学、ニュースメディアの責任者や代表が出席し、グローバル経済の成長推進、国産産業エネルギー協力の展開などで、深いレベルの話し合いを行った。

李総理は、「当今の世界経済はなお変動の渦中にあり、復興ぶりは依然として力不足だ。世界経済が真の復興を果たすためには、力強く、持続可能で、バランスの取れた成長が必要になり、経済を動かす新たなエネルギーを育成することが必要だ。各国は手を取り合い、ともに助け合い、それぞれの強みを発揮し、経済成長の新しい設計図をともに描き、世界経済を新たな輝きを放つ新局面へと転換させなければならない」と述べた。

李総理は、「当今の中国経済の運営は合理的な範囲に収まり、経済が全体として安定しているという基本的側面には変化がなく、世界の経済成長に対しては引き続き重要な推進力となっている。中国国民には知恵があり、中国政府には能力があり、中国経済の中レベルの高度成長を保ち、中の上の水準に向かうことができる。われわれはぶれることなく引き続き改革を全面的に深化させ、対外開放というドアはますます大きく開かれることになる」と強く主張した。

また李総理は、「実体経済を発展させ、各方面の有効な需要と有効な供給を結びつけ、新たな成長源を形成していくことは、当面の情勢の中で各方面が力を合わせ、経済の下方圧力に対応するためのカギだ。中国は、経済を動かす新たなエネルギーをめぐる国際協力を展開し、自国の生産能力と設備製造業の強みを生かして発展途上国のインフラ建設や工業化のニーズに対応し、また先進国の高レベル製品と先端技術の運用により、発展途上国が低コスト・高ペース・高水準の工業化プロセスの推進や現代化プロセスの推進を実現できるよう支援することを提起する。中国は多国籍企業と自国市場および第三国市場を共同開発し、相互に大きな利益を得、ともに発展を促進し、ともに繁栄を享受するようになることを願う」と強く主張した。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年9月10日

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