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中米の新型の大国関係を構築 対話と協力を堅持 不断に前進

人民網日本語版 2015年09月08日08:58

 習近平国家主席がオバマ米大統領の招待を受けて今月公式訪米する。中米関係の歴史にとって一里塚的な重大な出来事であり、国際社会が共通して注目する焦点でもある。(人民日報「鐘声」国際論評)

 ライス米大統領補佐官(国家安全保障担当)、ラッセル国務次官補がこのほど相次いで訪中し、習主席の訪米に向けた準備をした。習主席は米側と共に努力して二国間、地域、世界の各分野で実務協力を開拓し、発展させ続け、敏感な問題を建設的方法で管理・コントロールし、中米関係が両国および世界各国の人々により多くの、より良い恩恵をもたらすよう努力したい考えを強調した。米側は習主席の公式訪米を待ち望んでおり、訪問の申し分のない成功を確保することは双方共通の期待であり目標だとの考えを繰り返し表明した。両国関係の一層の強化を中米双方が期待し、自信も持っていることを人々は感じた。

 中米関係発展の脈絡を整理すると、戦略、政治、経済的利益、価値観の溝という伝統的摩擦が起伏し、海洋をめぐる争い、サイバーセキュリティーなど新型の厄介な問題が数多く生じているが、歴史的視野、グローバルな視野から見ると、両国は共通利益が溝をはるかに上回り、関係を常に前向きに発展させ続けているうえ、多くのグローバルな問題で緊密な協力を保っている。

 歴史の経験が物語るように、中米関係の鍵は方向を正しく把握することにある。新たな歴史的時期において、非衝突・非対立、相互尊重、協力・ウィンウィンの新型の大国関係を構築することは、まさに中米両国が世界と国の情勢および中米関係の将来の発展に着眼したことによる重要なコンセンサスである。

 2013年6月のサニーランズ会談で習主席とオバマ大統領は新型の大国関係の構築に努力する考えで一致した。2014年にオバマ大統領が訪中した際、習主席は6つの重点方向から新型の大国関係の建設を推進することを提唱した。中米両国首脳は国際的な場で繰り返し交流・会談しており、新型の大国関係の共同構築は方向性が繰り返し明確にされ、内容が拡充され続けている。


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