2015年8月24日  
 

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歴史は忘れることもできないし断ち切ることもできない

人民網日本語版 2015年08月15日15:52

 日本は、歴史をしっかりと記憶してこそ、歴史に対して本当に責任を負い、明るい未来を切り開くことができる。(人民日報「鐘声」国際論評)

 今年は、中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争勝利70周年の年である。70年前の8月15日、日本は無条件降伏を宣言した。

 日本の安倍晋三首相は14日、閣議決定の形で談話を発表し、これによって日本の歴史観と未来に対する思考を説明した。「安倍談話」は「侵略」「植民地支配」「反省」「謝罪」などのキーワードを含むものだったが、人々は、その文脈とりわけ誠意が「村山談話」とほど遠いものであったことに気付いたことだろう。

 日本の軍国主義が当時、侵略戦争を発動し、植民地支配を実行した罪は、歴史の恥としてすでに評価が定まっている。国際法の効力を持つ一連の宣言や布告、判決はすでに、疑いを挟む余地のない結論を下している。中国の人民と大勢のアジア諸国の人民に巨大な災難をもたらした国である日本が反省し、謝罪するのは当たり前のことである。日本は、侵略と植民の歴史を正視し、心をこめて反省し、謝罪してこそ、歴史の責任を本当に負い、アジアの隣国と国際社会の信頼を得て、新たな未来を切り開くことができる。

 20年前、当時の村山富市首相は、日本国内の右翼勢力の反発を押し返し、談話を発表し、日本の「植民地支配と侵略」に対して「痛切な反省」と「心からのお詫び」をはっきりと示した。「村山談話」は、歴史を正視し未来に責任を取る態度によって、日本がアジアの隣国の寛容を得て国際関係の体系に入る土台を固めた。日本の歴代内閣(第1次安倍内閣を含む)はいずれも、「村山談話」を継承することをはっきりと示してきた。

 だが最近になって日本国内には、「村山談話」に挑戦し、離反しようとする逆流が現れてきた。安倍首相は第2次内閣発足以来、多くの場面で「『村山談話』をそのまま継承するわけではない」と語り、さらには「侵略の定義は国際的にも定まっていない」といった発言を繰り返してきた。安倍首相は今年2月、談話を準備するため、日本の経済界の人物や歴史学者、外務省の退官官僚ら16人を自ら選び、「有識者懇談会」を設立した。「有識者懇談会」は7回にわたって会議を開き、8月6日に安倍首相に報告書を提出した。報告書は38ページにわたるが、1カ所だけ注釈が加えられ、「侵略」という言葉の使用に異議のある委員がいることが示されている。「安倍談話」が発表される最後の段階まで、日本国内外の世論の関心の焦点は依然として、談話に「侵略」「植民地支配」「反省」「謝罪」などのキーワードが盛り込まれるかということだったのである。


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