• 中国人民抗日戦争70周年軍事パレード
2015年9月8日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>政治

潘基文事務総長の返答 安倍首相、分かったか?

人民網日本語版 2015年09月01日08:35

 中国人民抗日戦争ならびに世界反ファシズム戦争70周年記念軍事パレードが近く行われる。数十カ国の指導者または代表および国連を含む多くの国際組織の指導者が出席する。国連の潘基文事務総長もこの重大な行事に出席する。(文:沈丁立・復旦大学国際問題研究院副院長。人民日報海外版コラム「望海楼」掲載)

 だが日本政府筋は不遜な物言いをし、政治的中立性を保つよう要求した。これについて事務総長が返答した。

 潘事務総長は北京での軍事パレードへの出席は自らの仕事だと表明した。現在全世界が第2次大戦という人類史上最大の悲劇の終結70周年を記念し、国連創設70周年も記念している。国連創設は世界平和を永遠に保つためだ。軍事パレードを含む記念行事への出席は、歴史の教訓を汲み取り、明るい未来を創造する助けとなる。したがって、これは国連事務総長として当然のことだ。

 日本側発言に対する潘事務総長の反論は非常に素晴らしい。その見解は簡にして要を得ており、核心は「歴史の教訓」と「当然のこと」の2つだ。

 第1に、人類はどのような「歴史の教訓」を汲み取るべきか。第2次大戦時、日独は世界的範囲で大規模な侵略を行い、人類にかつてない惨禍をもたらすとともに、国際社会をかつてないほど団結させた。国際社会は協力してファシズムの世界的拡張を粉砕し、抑圧された民族の正当な権利を守った。第2次大戦は日本の対中侵略で始まり、中国軍民は日本の侵略に長期間断固として抵抗し、反撃を加え、日本軍に大きな打撃を与えた。周知の通り、中国は抗日戦争期間に重大な犠牲を払い、アジア太平洋地域全体の日本軍国主義への反対に卓越した貢献を果たし、そのために国連の5つの常任理事国の1つとなった。人類の安全に対する中国のリーダーシップはしっかりと確立された。

 歴史を理解して初めて現在を大切にし、さらにより良い未来を切り開くことができる。第2次大戦終結から70年、かつてのファシズム敗戦国が自己改造の努力と結果において各々異なることを国際社会は目にしている。教訓を深く認識し、徹底的に前非を改め、国際社会に再び受け入れられた国がある。一方で、過ちをごまかし、軍国主義の政治的・文化的根源を掘り起こすことを拒み、そのために右翼思潮がはびこり、歴史修正主義を前面に出して、国際正義に公然と挑戦している国もある。


【1】【2】

関連記事

関連特集

コメント

最新コメント

嵯峨 新一郎   2015-09-01124.87.187.*
安倍の政治見解は、日本政治の見解でもあり、中央、地方の政治で、これと異なる、平和的な政治見解を持つ議員は、極めて少数でしょう。ある意味で、日本国民の公式見解であるとも言え、これが現在の日本社会の最大の問題でもある。
宮田聡美   2015-09-0114.18.243.*
国連総長の反論は同感です。正常な日本国民は中国の記念パレードの意義を理解していますし、そうでなくとも、自国の将来に大いに危機感を抱いていて、それどころじゃないんです。安倍政権下の日本は、もう完全に末期症状です。人間なら確実に精神病院行きでしょう。俺は悪くない!売国サヨクが悪いんだ!俺は悪くない!アメリカが悪いんだ!俺は悪くない!中国が悪いんだ!俺は悪くない!韓国が悪いんだ!俺は悪くない!ロシアが悪いんだ!俺は悪くない!国連が悪いんだ!俺は悪くない!世界は俺を誤解してるんだ!俺は正しいのだ!正しいのだ!絶対に正しいのだあああああ、と歯茎をむき出し、目をぎょろつかせ、大粒の唾を飛ばしながら、鏡に向かって絶叫している感じ。