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2015年9月27日  
 

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習主席がオバマ米大統領と会談 中米関係の次の発展段階に6つの提案 (2)

人民網日本語版 2015年09月27日12:55

6、 地域的、世界的な課題に共に対応し、中米関係の戦略的内容を充実させ、国際社会により多くの貢献をしていくこと。

 オバマ大統領は、「米中両国には様々な問題において共同の利益を有しており、多くの協力分野で重要な成果を挙げてきた。米国側は、イラン核問題の全面的な協議達成、朝鮮半島の非核化、アフガン再建といった面において中国側が発揮した重要な役割に感謝すると共に、引き続き関連の問題で連携していくことを望む。また、気候変動や医療衛生、野生動植物の密輸の取り締まりといった分野での対応強化でも協力していきたい」と述べた。

 習主席は、「両軍関係は中米関係の重要な構成要素である。双方は両軍のハイレベルな交流を維持し、メカニズムを活かした対話を通じてより多くの合同訓練を展開しなければならない」と強調し、中国側は「リムパック-2016」合同演習への招きに応じ、11月に部隊をシアトルに派遣して人道主義救援減災の実兵訓練に参加することを伝えた。

 習主席はまた、中華民族は中国の主権と領土保全に関して非常に敏感であり、米国側が関連の承諾を厳守し、中国統一と安定を損ねるいかなる行動も支持しないよう求めると強調した。

 これに対してオバマ大統領は、「米国側は両軍の相互信頼メカニズムの構築によって得られた新たな成果を積極的に評価しており、両軍が引き続き対話を強化し救援といった具体的な分野で協力を展開していくことを支持する。また、米国は1つの中国政策を堅持し、3つの米中共同コミュニケの諸原則を守るという立場は変わらず、「台湾独立」、「西蔵独立」、「新疆独立」を支持せず、香港事務にも介入しないことを重ねて表明した。

 両国首脳は多くの重要な成果を挙げ共通認識に達した。エネルギー、環境保全、科学技術、航空、インフラ設備、農業、衛生といった分野でもウィンウィンの協力を拡大する。また、双方はマクロ経済政策の連携強化に同意し、グローバル経済成長と金融安定を共に促進するため、中米経済事務定期通話メカニズムを設ける。双方はG20、世界銀行、国際通貨基金といった多国間メカニズムにおいても協力を強化することで同意した。また米国側は、人民元が国際通貨基金の関連基準を満たすことを前提に、特別引き出し権(SDR)通貨バスケットに編入することを支持し、2010年G20首脳サミットで可決した国際通貨基金の出資割当額とガバナンス構造改革方案の早急な実施を承諾した。


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