中国ブース
「ツーリズムEXPOジャパン2015」が24日から27日にかけて東京で開催され、中国16省市から構成される出展団が出展、中国としては過去5年間で最大規模の出展となった。人民網が伝えた。
中国国家観光局駐日代表処および上海市、陝西省、大連市、新疆維吾爾(ウイグル)自治区といった地域の観光主管部門の責任者らと、日本旅行業協会、同旅行博組織委員会の責任者らが26日午前、会場にて会談を行った。
中国国家観光局駐日代表処の張西龍首席代表は、中国の出展における支持と協力に対し日本側に感謝の意を表明し、今年5月の3000人観光文化交流団の訪中の成功を機に、中日双方が一丸となって日本人の訪中観光を盛り上げていこうと提案、「3000人交流団の観光、社会、外交といった分野での積極的な影響を拡大することは、中日両国民の相互理解と交流に資するものである」と述べた。
日本旅行業協会の田川博己会長は、まず中国国家観光局が先日「第1回ジャパンツーリズアワード」で「ツーリズムEXPOジャパン2015特別賞」を受賞したことを祝福した。田川会長は、「3000人交流団の訪中成功は中国国家観光局の受賞につながったと共に、観光が外交を後押しする模範例であり、日中各界で大きな反響があった」と述べ、「3000人交流団の訪中後、日本の訪中観光客は顕著な増加傾向が見られ、日本人の中国への関心度も高まり、日中交流もより頻繁になっている」と述べた。