ウルムチ県には現在、6カ所のS級スキー場と11カ所の氷上モデル校がある。冬季運動会会場建設計画の責任者を務める新疆スポーツセンターの孫建章センター長は、「全国の他の地域と比べ、ここでは、雪がかなり早く降り出し、降り続く時間も長い。海抜1650メートルは、氷雪スポーツの選手が好成績をあげるのに最も適した標高だ。冬季運動会が開催されれば、新疆の冬季観光は非常に大きく発展するだろう」と述べた。
新疆ウイグル自治区観光当局の統計データによると、2006年までは、冬季に自治区を訪れる観光者数は年間延べ90数万人だったが、2013年には延べ1800万人を上回り、7年間で20倍増えた。自治区観光局の伊那木·乃斯爾丁局長は「インフラ建設にここ数年力を入れてきたことによって、新疆の冬季観光をめぐる環境は大いに改善された。より多くの観光客が冬に自治区を訪れるよう、次は観光PRを強化したい」と意欲を示した。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年9月29日