発表会の席上で白書を掲げる新疆ウイグル自治区党委員会副書記・自治区主席の雪克来提·扎克爾(Shohrat Zakir)氏
中国国務院新聞弁公室は24日、「新疆各民族の平等団結発展に関する歴史的証明」と題する白書を発表、記者会見を開催した。北京日報が報じた。
国務院新聞弁公室新聞局副局長を務める胡凱紅報道官は、「全文約2万字で構成された白書は、9章から成り、この60年間の新疆の経済社会発展における多大な業績が紹介されている」と述べた。
白書によると、国家はこの60年間、新疆財政に対して計1兆6918億元(約32兆円)の補助金を提供してきた。2014年までに、新疆地区の生産総額(GDP)額は9273億4600万元(約17兆円)に達した。価格要素を差し引くと、1955年から115.6倍増えたことになる。