〇ネットユーザーが捻出した16日の長期休暇
混雑する人気観光地は北京・厦門・雲南・四川など
ネット上には、今年の中秋節・国慶節「ダブル連休」を繋ぐさまざまなアイデアが寄せられた。9月28日から30日までの3日間に休暇を取れば、連続12日間のお休みになる。あるいは、10月8日から10日までの3日間を休めば、連続11日間休める。どちらの3日間も取得可能な状況ならば、16日間という「史上最長の休暇」も夢ではない。
途牛旅遊網のモニタリングデータによると、中秋節・国慶節連休期間に最も人気が高い観光地は、麗江、三亜、昆明、大理、北京、杭州、迪慶、嘉興、厦門(アモイ)、蘇州。また、成都、九寨溝、稲城亜丁の各地も、秋に入り最初の観光ピークを迎えた。
このほか、中秋節・国慶節連休期間にネットユーザーの間で人気が高い観光地は、麗江古城、石林風景区、玉龍雪山、天涯海角など、雲南省や海南省に集中していた。総合的に見て、人気の観光地はやはり、ダブル連休期間に大勢の観光客を受け入れる役目を担っている。
また、高速鉄道網の拡大に伴い、沿線観光地もダブル連休中の人気スポットになっている。たとえば、今年7月1日に開業した京福(北京―福州)高速鉄道の場合、沿線都市の観光地には、山東省泰安(泰山)、安徽省黄山、江西省婺源、福建省武夷山・福州などがある。今年の中秋節・国慶節連休中、高速鉄道沿線観光地の予約はかなり盛況という。