2015年10月9日  
 

中日対訳健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

Apple新浪騰訊人民LINE微信RSS
人民網日本語版>>社会・生活

国慶節、中国人観光客が世界中で「爆買い」続く

冷遇の憂き目に遭った香港ツアー

人民網日本語版 2015年10月09日14:13

「国慶節(建国記念日、10月1日)」の大型連休も終わり、旅行に繰り出した消費者も、すでに続々と帰宅した。オンライン旅行サイト「去哪儿網」はこのほど、国慶節連休期間中の旅行報告を発表した。中国新聞網が伝えた。

例年と同じく、「爆買い」旅行に最も人気が集まった。今年に入り、海外旅行に出る中国大陸部の住民が急増するにつれて、世界各地のブランド・小売企業や観光地は、大型連休中に大挙して押し寄せる中国人観光客を手ぐすね引いて待つようになった。

政府関係の統計データによると、中国人海外旅行者数は今年、延べ2億人を突破すると予想される。急成長中のこの海外観光客の群体が、財布の紐を緩め消費に明け暮れる状況に、誰もが関心を寄せている。国慶節連休が始まると、海外市場は続々と中国語による案内を出し、中国人の買物を歓迎した。中国人観光客の方も、「パワー全開」とばかりに、世界で「爆買い」を繰り広げた。日本、韓国、英国など多くの国の免税店やショッピングセンターは軒並み、中国人客を迎え、彼らの眼を引こうと、中国語のポスターを準備した。

一方、これまでと異なり、「老舗」観光地である香港は、冷遇の憂き目に遭った。統計データによると、今年の国慶節連休中、香港を訪れた大陸部のツアーは、1日平均260組と、昨年の300組を下回った。現地ホテルの稼働率も、例年なら8割を超えていたが、今年はなんとか7割に達した程度だった。観光客が必ず訪れる尖沙咀(チムサーチョイ)の人出も、今年の連休は例年に比べ明らかに少なかった。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年10月9日

関連記事

コメント

最新コメント