モバイルITが旅程全体をカバーし、海外旅行に出る人が激増し、文化消費のニーズが高まる―――今年の「国慶節(建国記念日、10月1日)」長期連休の消費は、情報化のエッセンスがより増加し、文化的内容がより充実し、モバイル決済も海外に拡大した。国慶節連休の消費における新たな変化は、中国消費構造の合理化・アップグレードのひとつの縮図であるといえよう。経済日報が報じた。
〇文化体験消費がブームに
国慶節連休6日目、北京市の歴史文化型観光スポット各地を訪れた観光客は、前年同期比6%増の64万4千人に達した。都市公園型観光スポットの観光客は、同9.3%減の47万8千人。各博物館を訪れた観光客は同13.8%増の6万5千人、自然山水型観光スポットの観光客は同8.7%減の18万7千人。観光スポットのタイプによって増減が見られる中、文化的内容に対する観光客のニーズが、新しい段階に達したことが見て取れる。
〇税金還付手続きを行う店舗に人気集中
国慶節連休中、税金還付手続きを行う店舗は、外国人観光客に歓迎されたのであろうか?それらの店舗の売上は、実際どれくらい増えたのだろう?これらの疑問について、北京秀水街にある税金還付手続きを行う店舗に話を聞いた。