2015年10月18日  
 

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中国文化部長「中英文化交流年は創造性・多様性紹介の場」

人民網日本語版 2015年10月18日15:14

習近平国家主席がまもなく招待に応じて英国を公式訪問することを受けて、文化部(省)の雒樹剛部長は取材に答える中で、「今年は中国・英国文化交流年であり、これは両国関係の深化発展の重要な成果だ。両国は話し合いにより相互に文化イベントを開催し、多元的な文化とクリエイティビティに満ちた国家イメージを全面的に紹介することとした。文化をめぐる関係は中英関係の重要な柱の1つになっている」と述べた。

1972年の中英の国交樹立以来、両国の文化をめぐる関係は健全で安定的に発展し、文化交流・協力がますます頻繁になり、文化交流のメカニズムは絶えず刷新され、その深さと広さが絶えず拡大されてきた。2012年には、両国は中国と欧州国家の間で初のハイレベル人的・文化交流メカニズムを構築した。

雒部長は、「中英両国の文化交流・協力は『政府が主導し、社会が参加し、市場が運営する』という総合的モデルを徐々に形成してきた。両国政府の推進と支援を受けて、一連の影響力をもった文化活動が成功裏に開催した。2008年の北京五輪から2012年のロンドン五輪にかけての期間に、『時代の中国』と『芸術の英国』というイベントがそれぞれ英国と中国で開催された。その内容は文化、経済貿易、教育、科学技術、スポーツなど多岐にわたり、五輪に向けて良好な文化的ムードを創出しただけでなく、中英の文化をめぐる関係のさらなる発展に活力を注入した」と述べた。

今年3月に英国のウィリアム王子が中国を訪れ、人気アニメ「ひつじのショーン」のマスコットの目を描き、これが英国文化イベントの開幕となった。雒部長は、「今回の英国文化イベントは多様な視点で現代英国の創造的文化の現状と発展方向を立体的に紹介するもの。下半期には『クリエイティブチャイナ』をテーマとした中国文化イベントの各種活動が英国で相次いで行われる。英国国民がイベントを通じて現代中国の文化的クリエイティビティを理解することを願う」と述べた。

ここ数年、両国の重要な文化機関や芸術団体の間で、長期的で安定的な協力関係が結ばれ、両国の文化交流・協力の重要なパワーとなっている。中国の国家博物館、故宮博物院、国家図書館、国家大劇院、国家話劇院、英国の大英博物館、ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館、大英図書館、ロイヤル・オペラ・ハウス、ナショナル・シアターなど、両国の一連の重要文化機関の間でさまざまな協力が行われ著しい成果が上がっている。

雒部長は、「中英の文化をめぐる関係が絶えず深化発展するのにともない、文化芸術の人材育成に関する実務的な協力が徐々に中英の文化交流・協力の新たな注目点になっている」と指摘した。(編集KS)

「人民網日本語版」2015年10月18日

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