「国内各地がギネス世界記録を打ち立てた」というニュースに対して、「非常に関心がある」と答えた人は17.0%、「まあまあ関心がある」は58.2%、「関心がない」は21.5%だった。
黒竜江大学に通う呉園奇さんは、「一部の地方では、最も大きなピザや月餅を作って、ギネス申請をしている。大きなモノを作りたいと思えば、いくらでも作ることは可能だ。だが、マンパワー・物資・お金に糸目をつけず、斬新さについては何も追求しない場合、一体何の意味があるのだろう。このような行き過ぎた行為なら、何もしない方がまだましだ」と指摘した。
北京師範大学学生の谷峰さんは、「企業の中には、自分たちの実力を誇示し、影響力と知名度を広げるために、ギネス申請を行うところもある。確かにこれは、最良のマーケティング方法だと言えよう」と話した。
ギネス・ワールド・レコード大中華区商務総監を務める費為民氏は、「ギネス記録は、お金を積んだからといって買えるものではない。だが、弊社ビジネス部門は、申請者のニーズに応じて、最も適した課題プロジェクトを提供することで、関連製品の知名度や認可度が上がることを望んでいる」と述べた。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年10月30日