週末の10月31日と11月1日、上海で集団お見合いイベント「第7回万人お見合いイベント」が行われた。会場では、白髪混じりの独身者の親の数のほうが多く、親同伴率は70%に達した。また、子供の結婚相手を見つけるために自分だけで来ている親の姿もあった。最新の統計によると、今年の最年少参加者は20歳だった。新聞晨報が報じた。
本人より積極的な親たち
小青さん(24)は、親の「催促」の下、共に同イベントに参加するのが今年で2回目。大学を卒業して貿易会社で働いている小青さんだが、卒業してすぐに、両親から結婚を催促されるようになったという。イベントでも、小青さんより両親のほうが積極的で、壁に張られた参加者のプロフィールを見て、8分で「お目当て」の人を見つけて会いに行った。
「娘は来たくないと言うから、一人で来た。機会は多いほうがいいから」と話す60代の女性も、落ち着きのない様子で娘の結婚相手を探していた。
入場券が例年の半分に
同イベントの今年の参加者は例年より少し減少した。その点について、関係責任者は、「会場へのアクセスや、大型イベントのリスクなどを考慮して、入場券が例年の半分になった。そのため、参加者も減った」と説明した。
最新の統計によると、今年の同イベントの参加者のうち、最年少は男性が22歳、女性が20歳。最高齢は男女平均40歳だった。30歳以下の男女の割合は女性62.3%、男性37.7%だった。30歳以上の男女の割合は女性44.2%、男性55.8%だった。
「人民網日本語版」2015年11月3日