〇八通線延伸工事、来年上半期に着工
延べ1千万人の年間来場者が見込まれる大型プロジェクトであれば、周辺の道路交通整備も「ハイグレード」となるのは当然のことだ。
道路交通については、北京市首都公路発展集団(首初集団)が請け負い、京哈(北京・ハルビン)高速道路と六環路を改造し、両道路上に会場と直結する2基の立体交差橋を新たに建設する。これにより、京哈高速道路・六環路と会場が直接結ばれ、スピーディで便利なアクセスが実現する。
軌道交通の方面では、北京市基礎設施投資有限公司(京投公司)が担当する地下鉄7号線東延伸工事と八通線南延伸工事によって、これら2本の地下鉄線の終点が会場内まで延び、来場者の約半数の地下鉄アクセス需要を満足させることが可能となる。
〇背景:世界最大規模のユニバーサルスタジオとなるユニバーサルスタジオ北京
ユニバーサルスタジオ北京の建設地は、通州文化観光区内にあり、計画敷地面積は4平方メートル、うち中核エリアの面積は1.2平方キロメートル、周辺リゾートエリアは2.8平方キロメートル。首寰公司と米NBCユニバーサルグループが共同で投資、建設する。
ユニバーサルスタジオ北京は、世界で6カ所目、アジアで3カ所目のユニバーサルスタジオとなる。テーマパークの面積(1.2平方キロメートル)は、大阪にあるユニバーサルスタジオ・ジャパンの2倍、ユニバーサルスタジオシンガポールの5倍に相当する。周辺リゾートエリアの面積(2.8平方キロメートル)も入れると、ユニバーサルスタジオシンガポールの16倍の広さとなる。米国2カ所のユニバーサルスタジオを合計しても、ユニバーサルスタジオ北京が最大規模となる。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年11月6日