ドイツ人のStefan Awanzger氏は「テーマパーク王」と呼ばれる。彼は自費で世界各地の様々なテーマパークを訪れている。彼は以前「あるテーマパークを評価するにはそのエンターテイメント施設の質だけでなく、同パークが設立者の意図したムードや視覚的効果を実現しているかどうかも見る必要がある」と述べている。素晴らしいテーマパークを訪れることは遠征と同様で、結果は意外なものだ。しかし多くのテーマパークは往々にして表面的な浅いレベルに留まっている。Stefan Awanzger氏が推薦するテーマパークの旅に出かけよう。(編集YH)
(1)東京ディズニーシー(日本・浦安)
Zwanger氏は「このテーマパークは設計が独特で、『SFの父』と呼ばれるジュール・ベルヌの理念を体現している」と語る。東京ディズニーシーの大部分は彼が当時構想した未来の模型で、独特の未来の世界を体現している。同テーマパークは噴火中の火山や巨大なドリル、タイムトラベルなどを結合させ、中東エリアや地中海の港湾エリアなどの要素も取り入れ、ほとんど全てが海に基づくエピソードとなっている。