両岸指導者が「92年コンセンサス」を共に確認したことで、両岸関係の平和的発展の政治的基礎が一層固められた。これは両岸関係の平和的発展と台湾海峡の平和・安定の維持にプラスだ。
「台湾独立」への反対は、両岸関係の平和的発展を確保するうえで必要な前提条件だ。習総書記は「現在両岸関係の平和的発展にとって最大の現実的脅威は『台湾独立』勢力およびその分裂活動だ。これに対して両岸同胞は一致団結して、断固反対する必要がある」と明確に指摘した。これは「台湾独立」に反対するわれわれの揺るぎない立場を十分に示している。
今回の会談で双方は積極的な措置を講じて、経済、文化、社会など各分野の交流・協力を拡大・深化し、心の結びつきを深めることで合意した。これらの共通認識は各分野での両岸の交流・協力と協議・交渉の推進に新たな原動力を注ぐ。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年11月9日