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中国中車永済電機公司は3日、「ゴムタイヤ駆動次世代型路面電車けん引システムプロジェクト」の注文を受けた。これは同社が初めて受注した次世代型路面電車けん引システムプロジェクトで、中国が次世代型路面電車のコア技術を把握したことを意味する。科技日報が伝えた。
次世代型路面電車は新型交通ツールで、その車両はゴムタイヤによって走行し、電力のけん引を受ける。省エネ・環境保護の効果を持ち、乗車時も快適で、なおかつ建設・維持費が低いといったメリットがある。次世代型路面電車は世界最新の都市公共交通システムの一つだ。
同社は初の国産化ゴムタイヤ駆動次世代型路面電車に、完全なけん引システム集約型ソリューションプランを提供する。これにはメイン・サブ変換器(充電機能を含む)、トラクションモーター、高圧タンク、ブレーキ抵抗器、アクセルペダルなどが含まれる。同システムの出力・電圧等級はライトレールおよび底床車の間で互換性を持つ。この完全に独自の知的財産権を持つシステムは、同社がライトレール市場を開拓するため力強い技術開発プラットフォームを構築する。(編集YF)
「人民網日本語版」2015年11月9日