航空機の緊急着陸の原因にもいろいろあるものだ。10月26日、オーストラリア・シドニーからマレーシア・クアラルンプールへと向かっていたシンガポール航空のボーイング747-400型機内で煙探知機が作動。インドネシアのバリ島デンパサール付近にあるングラ・ライ国際空港に緊急着陸した。調べたところ、原因は何と輸送中だった羊2186匹だったという。広州日報が報じた。
羊はもともと緊張するとガスがお腹に溜まりやすい性質で、加えて飛行中の気圧変化が相まって、放屁や排泄が頻繁になり、ガスの濃度が高まり、煙探知機が作動したと見られている。同便は2時間半後にグラ・ライ国際空港を後にし、無事クアラルンプールに着いた。
「人民網日本語版」2015年11月10日