2015年11月10日  
 

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同仁堂のクロスボーダーECサイト 海外の健康食品を現地価格で販売

人民網日本語版 2015年11月10日14:11

ネットショッピングが急成長する中、薬局も自らの強みを生かして新たな市場を開拓している。海外の健康食品・サプリメントの販売は、薬局が今最も注目する分野の1つだ。中国の老舗中国医薬品メーカー・同仁堂傘下のクロスボーダーECサイト・天然淘はこのほど、海外の健康食品を現地価格で販売するコーナーを開設、米国、日本、ノルウェーの3カ国の商品を扱っている。販売価格はいずれも現地の小売価格とほぼ同じで、その他の輸入商品販売サイトと比べると、約半額となっている。北京商報が伝えた。

同仁堂国際は同仁堂の中国以外の市場における特約販売店で、中国医薬などを海外向けに販売することを主な業務としていたが、海外への販売だけでは満足せず、今年10月よりクロスボーダーECサイトの天然淘を開設、海外の健康食品の国内向け販売を開始した。

現在、現地価格で販売されているのは米国、日本、ノルウェーの3カ国の商品のみで、それぞれの国につき1ブランドずつしかない。

例えば、米国ジャロウフォーミュラズ社のサプリ「クラン・クリアレンス」の商品サイトに掲載されている写真(注:現地の店頭で実際に撮影した写真)を見ると、店頭価格は18.99ドル(約121元)となっている。一方、天然淘の販売価格は110元だ。中国のその他のクロスボーダーECサイト、例えば「洋碼頭」では同じ商品が約2倍の218元で販売されている。

同仁堂国際の担当者は「現地価格の商品は当社の戦略のひとつ。これは短期的に売上を伸ばすためのキャンペーンではなく、価格を引き下げてもわずかな収益は得られる。現在、数十種類の商品には現地の店頭価格の写真が掲載されていない。消費者は海外での販売価格を写真に撮って天然淘に送付することができる。市場部門が確認した後、最低価格で販売する。今後も海外の小売価格に合わせ、商品の価格を状況に応じて調整していく」と語った。(編集SN)

「人民網日本語版」2015年11月10日

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