中国銀行は19日、2013年第4四半期のクロスボーダー人民元指数(CRI)を発表した。これによると、同時期のクロスボーダー人民元指数は、200の大台を初めて突破し、過去最高の228ポイントを記録、人民元の国際化が一段と加速したことが如実に示された。人民日報が報じた。
2013年、中国銀行のクロスボーダー人民元決済総額は、前年比約60%増の3兆9800億元(約66兆6千億円)を上回った。
クロスボーダー人民元指数は、2013年第1四半期にかなりスピーディな増加を示し、第2・第3四半期は穏やかながらも小幅に変動した。同年第4四半期は再び増加が加速、前年同期比82ポイント(56%)上昇、上昇幅は過去最高をマークした。また、前四半期比38ポイント(20%)上昇、海外取引やオフショア取引において海外顧客が人民元を好んで使用した情勢が伺える。
中国銀行の陳四清・頭取によると、2013年第4四半期、人民元取引による物品貿易は、明らかに『海外進出』の傾向を呈していたという。(編集KM)
「人民網日本語版」2014年2月20日