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ロシア、旅客機墜落事件をテロと断定

人民網日本語版 2015年11月18日13:49
ロシア、旅客機墜落事件をテロと断定

ロシア連邦保安局(FSB)は公式サイトで17日、エジプトのシナイ半島で10月31日に発生したロシアのエアバスA321型旅客機の墜落について、調査の結果、機体に積まれていた爆発物による墜落だったことが判明したと発表し、テロと断定した。人民日報が伝えた。

ロシアのプーチン大統領は16日夜、クレムリンでロシア旅客機墜落に関する会議を開いた。ロシア連邦保安局のボルトニコフ長官は、「専門家による調査の結果、A321型機の飛行中、機内でTNT火薬1キロ相当の手製の爆発装置が爆発したことが分かった。機体は空中分解し、残骸が広範囲に散乱した。これは間違いなくテロだった」との見方を示した。

プーチン大統領はこれに対し、「テロリストたちがどこに隠れようと、我々は全力で見つけ出して処罰する。ロシアの捜査に国際社会が協力することを望む。また、犯人を匿おうとするいかなる者も相応の責任を負うこととなる」と述べたほか、「A321型機の墜落事件は最も残忍な犯罪であり、ロシアの戦闘機は(シリアでの空爆作戦)を継続するのみならず、テロリストへの攻撃を強化する」と宣言した。ロシア連邦保安局はさらに、犯人逮捕につながる重要な情報の提供者に5000万ドルの賞金を出すと発表した。(編集SN)

「人民網日本語版」2015年11月18日

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