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中国各省・市・区の平均寿命、軒並み上昇

人民網日本語版 2015年11月26日16:05

世界で最も権威ある医学雑誌の一つとされる「ランセット」(電子版)に発表された2つの最新研究報告から、中国各地に住む住民の平均寿命はここ20年軒並み上昇しており、5歳以下の子供の死亡率はあまねく低下しているが、地域格差はまだかなり大きいことが明らかになった。科技日報が報じた。

研究報告によると、中国各省(自治区・直轄市)の平均寿命はこの20年、軒並み上昇しており、5歳以下の子供の死亡率はあまねく低下している。2013年、上海市民の平均寿命は全国トップで、男性が80.2歳、女性が85.2歳だった。これらの数値は、世界の長寿国のレベルに匹敵する。だが、各地域には、依然大きな格差が存在している。一部西部地区の平均寿命は、男女とも、国内最高レベルより約10歳低く、バングラデシュなど南アジア発展途上国並みとなっている。

平均寿命は全国的に延びており、これは、日増しに増長するGDPと妊産婦教育の完備と密接に関係していると一般的に認識されている。だが、各省(区・市)間の格差はかなり大きいままだ。全国規模で見ると、脳卒中を引き起こす主な原因である脳血管疾病が、男性・女性ともに死亡原因のトップとなっており、未発達の省でもほぼ同じ状況にある。だが、一部の省(区・市)、特に中国南部の雲南省では、脳血管疾病による死亡率は極めて低い。(編集KM)

「人民網日本語版」2015年11月26日

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