WHO(世界保健機関)はこのほど、2015年版「世界保健統計」を発表した。平均寿命は、世界平均で71歳、女性が73歳、男性が68歳。1990年と比べ、男女いずれも6歳延伸した。露メディアの報道を引用して参考消息網が伝えた。
全体的に見て、世界の平均寿命は、過去に比べると延伸しており、日本が世界一の長寿国となった。中国の平均寿命は、男性74歳、女性77歳。
米国のメディアは、「今回の報告から、米国の平均寿命は、女性81歳、男性76歳であることが分かった」と報じた。世界一の長寿国を男女別で見ると、女性は日本(87歳)、男性はアイスランド(81.2歳)だった。また、2013年の日本の平均寿命は84歳と、世界トップの座を維持した。
1990年と比べ、平均寿命が大幅に延伸した国は、リビア(42歳から62歳)、エチオピア(45歳から64歳)、モルジブ(58歳から77歳)、カンボジア(54歳から72歳)、東ティモール(50歳から66歳)、ルワンダ(48歳から65歳)など。
平均寿命が最も短い国は、西アフリカのシエラレオネ(46歳)だった。レソト(50歳)、中央アフリカ(51歳)、アンゴラ(52歳)、チャド(52歳)、コンゴ(52歳)など、サハラ砂漠以南のアフリカ諸国の平均寿命は依然かなり短かった。(編集KM)
「人民網日本語版」2015年5月18日