国連気候変動条約第21回締約国会議(COP21)で、南南協力に対する中国の努力は各国から評価された。中国新聞網が伝えた。
COP21中国代表団団長、中国気候変動事務特別代表の解振華氏は「南南協力は南北協力の重要な補完であり、発展途上国の共同自己強化、互恵・ウィンウィン、団結・互助、共同発展実現の重要なルートだ。2011年から現在までに中国政府は対外援助以外に、累計4億1000万人民元(約6500万ドル)を気候変動対策の南南協力に投入し、アフリカ諸国、後発開発途上国、小島嶼国の気候変動対策を支援してきた。能力開発の面では、すでに気候変動対策とエコ・低炭素開発研修クラスを40回余り開催し、途上国のために気候変動対策分野の官僚と技術者を数千人育成した」と表明した。
国連気候変動枠組条約事務局のナセフ調停委員、地球環境ファシリティの石井菜穂子CEO兼議長は気候変動対策の南南協力推進における中国側の貢献を高く評価。石井氏は「南南協力は森林の持続可能な経営、都市の発展、生態の適応と国の自主的貢献の実行を重要な取り組みとするべきだ」と指摘した。(編集NA)
「人民網日本語版」2015年12月8日
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