2015年12月12日、山田祐也隊員が日本語教師として活動する武漢市財貿学校にて、「日本語スピーチコンテスト」が開催されました。本コンテストは去年に続き2回目の開催であり、山田隊員の生徒32名のほか、湖北省黄岡市外国語学校に派遣中である大瀧夕隊員(日本語教育)の生徒10名も参加。また、来賓・審査員として日本大使館、湖北省科技庁、文華学院外国語学部の関係者も出席、コンテストは大変な盛り上がりを見せました。
コンテストでは、それぞれ決められた持ち時間内で、「私の夢」、「成長」、「友情」、「私の大好きなもの」、「18歳の私へ」等、参加者が事前に決めたテーマに沿ってスピーチ。審査員5名が、スピーチ内容・構成や表現力、発音、アクセント、質疑応答時間での受け答え等を評価する形で行われました。生徒の日本語能力は想像以上に高く、審査員一同が驚きの表情を見せている姿がとても印象的でした。
各スピーチでは、「日本のアニメが大好き」、「研修で日本に行くことが目標」、「日本に留学したい」、「日本の文化に関心がある」といった言葉が多く聞かれました。また、コンテスト後の余興では、有志の生徒8組が日本の歌や踊り(ポップミュージック)を披露するなど、日本や日本語に対する関心の高さが伺えました。
今回のスピーチコンテスト参加によって、生徒自身も大いに刺激を受けたようで、JICAボランティアによる日本語能力向上に更なる期待が寄せられています。
JICA中国事務所 池田 敬
「人民網日本語版」2016年1月14日
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