通信機器・ ソフトウェアメーカーの小米がこのほど開催した歳末イベントで、同社の雷軍・最高経営責任者(CEO)は、「今後、専用の実験室を構築し、バーチャルリアリティ(VR)やスマートロボットの分野への進出を目指す」ことを明らかにした。京華時報が報じた。
雷CEOは新年パーティで、「2015年、当社のスマホの出荷量が7000万台を超え、依然とし中国国内のスマホ市場を牽引している」と発表した。ただ、昨年、雷CEOが発表した「8000万台」との予想は下回っていたことも認め、「小米のスマホブームは去った」、「小米のスマホは『負け組』」、「小米の商品リズムは乱れている」など、バッシングと批判的な報道が満ちていたと指摘した。そして、重圧がかかり会社内部も暗い雰囲気になったため、「16年の最重要戦略は『ハッピー』とし、「脱KPI(重要業績評価指標)」の戦略を引き続き堅持し、縄を解いて負担を軽減し、楽しく仕事することに決めた」と述べた。
その他、「当社の使命は、多くの人に、科学技術のおもしろみを味わってもらうこと。そのため、チームを作り、発展のための次の階段として、専用の実験室を構築して、VRやスマートロボットの分野への進出を目指すことを決めた」と発表した。
「人民網日本語版」2016年1月18日