日本が釣魚島(日本名・尖閣諸島)海域への自衛隊艦船の進入を検討していることについて、中国国防部(国防省)は15日「中国の軍は国家の主権と安全保障上の利益を揺るぎなく守る。日本側に対して、白黒を逆さまにせず、是非を混同しないよう促す」と述べた。
【記者】日本メディアによると、中国の軍艦が釣魚島周辺海域12カイリ内に進入した場合、日本側は自衛隊の艦船を派遣して中国側艦船に迅速な退去を求める。中国の軍としてこれにコメントは。
【国防部報道官】釣魚島問題における中国側の立場は一貫した、明確なものだ。釣魚島およびその附属島嶼は古来中国固有の領土だ。関係海域での中国側の航行とパトロールは完全に正当かつ合法だ。われわれは日本側に対して、白黒を逆さまにせず、是非を混同しないよう促す。中国の軍は国家の主権と安全保障上の利益を揺るぎなく守る。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年1月18日